真凛に聞いてみようかとも思ったのだけれど、それじゃあ私からのお礼にはならないかなぁなんて思ってしまって。
最終的に私は、成海くんに直接聞いてみることにした。
「お礼?」
「うん、今までたくさん勉強を見てもらったし、何かお礼ができたらいいなと思ったんだけど、いつもスイーツは渡しているし特別感がないなぁと思っちゃって。なにかリクエストとかある?」
「……うーん、じゃあ姫内さんの丸一日を俺にちょうだい!」
「……え、私の一日を?そんなことでいいの?」
私は拍子抜けしてしまった。
べつにとんでもないお願いが来るとは元から思っていなかったけれど、まさか私の一日なんて簡単なものでいいなんて。
成海くんって、優しいだけじゃなくて謙虚でもあるんだなぁ。
成海くんについて、またひとつ知っていることが増えて嬉しくなった。
「じゃあ、そのお礼のためにもラストスパート頑張ろう!」
「うん、よろしくお願いしますっ!」
最終的に私は、成海くんに直接聞いてみることにした。
「お礼?」
「うん、今までたくさん勉強を見てもらったし、何かお礼ができたらいいなと思ったんだけど、いつもスイーツは渡しているし特別感がないなぁと思っちゃって。なにかリクエストとかある?」
「……うーん、じゃあ姫内さんの丸一日を俺にちょうだい!」
「……え、私の一日を?そんなことでいいの?」
私は拍子抜けしてしまった。
べつにとんでもないお願いが来るとは元から思っていなかったけれど、まさか私の一日なんて簡単なものでいいなんて。
成海くんって、優しいだけじゃなくて謙虚でもあるんだなぁ。
成海くんについて、またひとつ知っていることが増えて嬉しくなった。
「じゃあ、そのお礼のためにもラストスパート頑張ろう!」
「うん、よろしくお願いしますっ!」