何時間も泣き続けて、何回も嗚咽をもらして。



私、こんなに彼のことが好きになっていたんだって、今さら気づいて。



人生でこんなに泣いたのは、はじめてなんじゃないかって思ってしまうほど泣いて。



私は泣き疲れたのか、それともストレスなのかその日から三日間熱を出してうなされた。



そして私は、熱が下がったころには決意していた。



私はもう二度と、だれも好きにはならないって。



あんなに大好きで、毎日会っていてももっとそばにいてほしいって思えるような初恋の相手。



そんな彼に裏切られた私は、男子のことが信じられなくなってしまった。



だって、あんなに信じていた彼に裏切られたんだよ?



ただ同じクラスになっただけのクラスメイトの男子なんて信じられるわけがない。



今まで私はだれのことも疑わずに過ごしてきた。



でも、そんなんじゃダメなんだ。



自分のことは自分で守らなきゃ。



自分で守らなきゃ、だれも守ってくれないのだから。



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໒꒱



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