私は裏庭に放課後行った。
だって断るにせよ会わないといけないから。
それにもし私が来なくても何時間も待っているような人がいたら……と思うとかわいそうになってしまって。
だから、断るのがゆううつでも絶対に指定された場所と時間に行くようにしている。
それに勇気をふりしぼって告白してくれるのは、純粋に少しだけ嬉しかったし。
もちろん、告白を断る罪悪感もあるけれど私のことを好いてくれる人がいるっていうのは、自分の自信にもなっていた。
裏庭を少しだけ物陰からのぞくと、すでに私を呼び出した彼は来ていた。
まぁ、もしだれもいなかったら、私が誰もいなかったし、からかわれたのかなぁなんて思って帰ってしまう可能性もあるもんね。
私は少しだけ深呼吸をして、彼の元へと歩いていった。
「お待たせしてしまってごめんなさい」
「いや、そんなに待ってないよ。来てくれてありがとう。正直来てくれないんじゃないかと思ってたから、ここに来てくれて本当に嬉しいよ!」
だって断るにせよ会わないといけないから。
それにもし私が来なくても何時間も待っているような人がいたら……と思うとかわいそうになってしまって。
だから、断るのがゆううつでも絶対に指定された場所と時間に行くようにしている。
それに勇気をふりしぼって告白してくれるのは、純粋に少しだけ嬉しかったし。
もちろん、告白を断る罪悪感もあるけれど私のことを好いてくれる人がいるっていうのは、自分の自信にもなっていた。
裏庭を少しだけ物陰からのぞくと、すでに私を呼び出した彼は来ていた。
まぁ、もしだれもいなかったら、私が誰もいなかったし、からかわれたのかなぁなんて思って帰ってしまう可能性もあるもんね。
私は少しだけ深呼吸をして、彼の元へと歩いていった。
「お待たせしてしまってごめんなさい」
「いや、そんなに待ってないよ。来てくれてありがとう。正直来てくれないんじゃないかと思ってたから、ここに来てくれて本当に嬉しいよ!」


