帰り道、優菜ちゃんは無言のまま。 やっぱり今日の優菜ちゃんは様子がおかしい。 「前にさ、ひーくん好きな人いるって言ってたじゃん」 「あー、そうだね」 「どんな子、なの?」 「うーん。よくしゃべって喜怒哀楽がはっきりしてて、すごくかわいい子」 「そうなんだ」 「どうしたの急に」 いつも僕の話なんて興味ないのに。