陰の王子様




徐々に絞められる首


「っあ"…。」


「大丈夫、殺さないよ。君の両親の時は加減がわからなかったけど…。もう調整できる。」




加減がわからなかった…だと……。



遠ざかる意識を必死に耐え、力の入らない左手をクロードに伸ばす。





シュッ!


「っ!…………やったね……、レティシア」



手から離れた剣がクロードの手に戻ってしまう。


なんとかクロードの腰の剣を抜き、攻撃できたが、なにせ剣を抜いた左手は力が入らない。