「あいつ自身のことが関係してくる。どれだけあ

いつが俺と親しかろうと簡単に俺が口にしていい

とは思わない。だから今回の鸞鬼のことが解決し

てあいつが良かったらあいつんとこへ行こう。」

静かにそう言った滴に皆は頷いた。

「分かりました。絶対に会わせてくださいね。」

そう言ったのは真幸。

「どんな奴かなんて知らんが滴に迷惑かけるやつ

なんだから俺が成敗してやる!」

そう言ったのは晴臣。

「滴のため。」

そう言ったのは乃愛。

「しーくん!なんかあったらいつでも頼って欲し

いなっ!」

そう言ったのは裕香。

「なんか違うがまあいい。裕香、下の奴等と遊ん

でろ。」

「え?」

「今から会議だから。1人で倉庫かろ出ることだ

けはするなよ。」

「うん!わかった!」

そういって階下に下りていく裕香。

滴はふっと息をついて会議を始めたのだった。