そして無事踊り終わり、渾身のドヤ顔を披露。



見たか。これが私の本気だ!!



「沙那ちゃん、その動き··········」



そう呟く誠くんの顔はかなり引きつっている。



他の人たちも、お腹を抑えていたり肩を震わせていたりとやけに落ち着きがない。



·····私の想像してた反応と違うんだけど?



すると少し離れたところで見ていた愁平くんが顔を抑えながら私のもとへ。



嘘·····泣くほど私のダンスに感動したの·····!?



そう思った瞬間、強い力で肩を掴まれた。



「·····悪いことは言わねぇ。お前は一生ダンスやるな。」

「··········なんでですか!!」