キスツス




方向を変えて考え事をしながら歩く。

そもそも革命軍が来ているのって、私たち王族を殺すため?

お父様が危ない?

どうしよう...お父様殺されてしまうの?

馬鹿だけど、国民のこと考えているんだよって言ったら革命軍の人も考えてくれるかな?

話し合いしてくれるかな。


.............よし、話をしに行こう。



確か隣の国だって言ってた。

あれ?どっちだ??

この国の隣の国は左右にあるんだった....。

話最後まで聞いておけばよかった馬鹿。


と、とりあえず行くべし?!

行ってみる?!


一人で考えながらオロオロしていると、後ろからバタバタと走ってくる音が。



「姫さまー!姫さま!!」

「お、お待ち下さい..!」


「まだ逃げ出してないのに?!」

悪いことは何もしてないのに条件反射でつい逃げ出した。