とりあえず朝ごはんが覚めてしまうので、顔を洗って寝癖を軽く直してマシューの元に向かう。
机の上にはすでにパンとスープが置かれていた。
「わああ、今日も美味しそうね!
ありがとうマシュー」
そういうとマシューはもっとニコニコして嬉しそうに、どういたしまして、と言ってくれた。
朝ごはんも食べ、お風呂にも入り、城の中をぶらぶらと散歩する。
行くあてもなく、ぶらぶらと。
すると二人の兵士たちが話している声が聞こえた。
「なあ、隣の国に革命軍の幹部が来ているらしいぞ」
「本当か?!この国に来てくれるのか?」
「わからないが、早く来て欲しいな。
俺たちはそろそろ限界だ.....」
........向こうへ行こうかな。

