周りを見渡せば何年か前にあった記憶のままの街。
城の周りには賑わう市場。
子供たちのはしゃぐ声。
なにも変わってないな.....。
.......って、そんなこと考えている場合じゃなかった!
後ろをみると窓の前に追手が来ていた。
やばやば!!
どっちか分かんないけどとりあえず適当に行こう!うん!
そう思って走り出した時、また追手がきた。
さっきとは別のようだ。
「うおおおおおお!!!!捕まってたまるか!!!!」
全力で走った。
城にいた時よりも多い数だったけど、みんなそこまで足が早いわけではなさそうね。
無心で走った。
しばらく走っていると、いつのまにか森に入っていた。
追手も....巻けたようだ。
それにしても、
「ここはどの辺なんだろう??」
完全に迷子になっちゃった!!!

