時計の針が重なる前に



「しっかし、花梨に彼氏ができるなんてねぇ

しかも、あの意地悪さん達もいなくなって最高じゃない」

「うーん、そうね。すごく家事が楽になったかな」

「そりゃそうよ、あの人達の能無しっぷりは凄まじかったわー
小学生でもできること花梨に押し付けるんだもん。」


いろいろと一段落がつき花梨は優菜と午後のティータイムを楽しんでいた。


「てか、最近、花梨が通りすがりの人まで振り替えるほどにさらに綺麗になったし、冬哉さんも心配だろうねぇ」

優菜は花梨とやっと恋バナができることをとても喜んでいた。

「綺麗だなんて、おおげさすぎ。」

「何いってんだか…

まあ、花梨には冬哉さんという王子様がいるんだもん。綺麗になるのは当たり前か」