よし!


「あ、あの……」

勇気を出して声をだしたけど

存在感なさすぎて気づいてもらえない……泣

「あはは!それはないよ!」

「そうか?これでも効果あるとおもうけどなぁ」


聞き覚えのある声………


司くんの声だ……



誰だろ、あの女の子。

司くんはあんな顔で笑うんだ……




私といるときはどんな顔だったのかな。
ちゃんと見ておけばよかった。


楽しそうだし、邪魔しちゃ悪いかな。

帰ろ。


手紙で謝ろう。