キミ観察日記



 与一は、そうでないことをどこかで願っていた。

「彼女は。『××××』です」
「……やはりそうでしたか」

 夕飯前に与一が紅花を風呂に入れた際、カラダの至るところに痣があることに気がついた。

 それは、真新しいものでなく、数日経過したようなものばかりだったのだ。