キミ観察日記

「……えらくタイムリーだな」

 さては先生、覗いてるのか?

 そう思い与一は辺りをキョロキョロ見渡すも、カメラらしきものは見当たらない。

「ヨイチ、それ、やってみたい」
「どれ」
「これ」
「……まさか。全部か?」
「うん」
「やったことはあるのか」

 少女が、頭を横に振る。

「おしえて。ヨイチ」

 長い長い夏休み。

「本気で言ってるのか?」

 まだまだ始まったばかりである。