ここに来るように、繭に言われて来た。
逃げるチャンスでも起きるなら、それを待つしかない。
だけど待てよ。
あの繭という少年は果たして信用できるのか?
僕が信じられるのは先生だけで。
その先生がかくまっている少年というだけで繭の言いなりになっていいのか?
もし繭が裏切っていたら?
そもそもに繭が味方でなく敵だったら?
このまま警察に連れて行かれれば、先生が捕まってしまうかもしれない。
なら、僕は、一体どうすればいい?
与一は自問自答する。
「俺に何度もメールを送りつけてきた人間は、キミか?」
「……メール?」
与一の反応に、男が口元を緩める。
「キミじゃないのか。となると、やはりアイツか。俺はそいつにだけ用がある。悪魔みたいな男にな」
「なんのことだ」
「口止めされているのか。それとも、知らないのか。キミが子供だから……若しくは、信用に値しないから」
「……っ」
「キミのこと、切る前提で協力させたのかもしれないな。可哀想に」
逃げるチャンスでも起きるなら、それを待つしかない。
だけど待てよ。
あの繭という少年は果たして信用できるのか?
僕が信じられるのは先生だけで。
その先生がかくまっている少年というだけで繭の言いなりになっていいのか?
もし繭が裏切っていたら?
そもそもに繭が味方でなく敵だったら?
このまま警察に連れて行かれれば、先生が捕まってしまうかもしれない。
なら、僕は、一体どうすればいい?
与一は自問自答する。
「俺に何度もメールを送りつけてきた人間は、キミか?」
「……メール?」
与一の反応に、男が口元を緩める。
「キミじゃないのか。となると、やはりアイツか。俺はそいつにだけ用がある。悪魔みたいな男にな」
「なんのことだ」
「口止めされているのか。それとも、知らないのか。キミが子供だから……若しくは、信用に値しないから」
「……っ」
「キミのこと、切る前提で協力させたのかもしれないな。可哀想に」


