愛された時間

「彼女は結婚後妊娠したが…
それと同時に子宮癌だった…だから子どもを
諦めて子宮全摘をしなければいけなかった
それによって後継者を産む事が出来ない
と言われ、離婚した…」


「そんな!酷い!」


「そうだよな…でも政略結婚だったから…
でもそれで終わらなかった…
癌が肺まで転移していたらしい
余命1年と宣告されたって
だから1年でいいから側にいて欲しいって
その時は君との幸せがあったから
離れたくなかった…でも彼女をほっとく
事もできなかった…
でも結果俺は彼女を選んだ
それは実は彼女の余命は1年ではなく…
3カ月だった…
彼女が嘘を言ってるかと思って主治医に
会いに行ったんだ
そしたら余命は1年と本人に言っているけど
3カ月だった…
1年でも驚いたけど3か月なんて…
俺は彼女にいい思い出を作ってやろうと
思ったんだ…
だから君から離れた…
この選択が正しかったのかわからない…
君と離れる事は辛かった…」