愛された時間

裕翔さんの葬儀を終え1週間がたった


裕翔さんの側を離れる事が出来なかった…


香織も両親も心配をしていたが…


なにも考えれなかった


父が話があると言った


父は


「実はこれは裕翔から口止めされていたが
話をしないといけないと思った
裕翔と未来は戸籍上兄妹なんだ!」


「えっ⁇兄妹⁇なんで⁇」


父は私の目の前にあの時書いた


婚姻届を出した


「これは!あの時確かに書いたもの
どうして⁇」


「あの日二人でうちに来た日裕翔が出すと
言ったよな⁇」


「うん!だから任せたの!:


「翌日裕翔がうちに来て全部話をしてくれた
香織が裕翔の子じゃない事も、婚姻届を
出さないのも…
婚姻届は、もしいつか…香織のお父さんが
現れた時
いつでもその人の所へ行けるように…
たぶん香織のお父さんは何か事情が
あるかもしれないから…って言ってな!」


「お父さんそれって私と香織の考えて…」


「そうだな!お前達の幸せだけを
考えてたからな!
本気でお前を愛していたからな!
見ていたこっちが苦しかった
幸せだといつも言っていたが…いつ迎えに
来るか不安だったようだ…
ずっとお前と香織の側にいたいって…」

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父の涙を初めて見た