愛された時間

私は涙が止まらなかった


お兄ちゃんは私を抱きしめ


「俺人生棒に振ってるなんて思ってないよ
逆だよ…未来と一緒にいられる事が幸せなんだ」


「お兄ちゃん⁇」


お兄ちゃんはゆっくり身体を離し


「未来!俺の話を聞いてくれるか⁇」


「うん…」


「実はあいつは俺の親友なんだ!」


「あいつ⁇あいつって…洋の事⁇」


「うん…まさか洋の親友ってお兄ちゃんの
事だったの⁇」


「あいつからお前の事を聞いたのが付き合い出して半年くらいかな…」


「でも私がお兄ちゃんの妹って…」


「あー名前を言われた時はビックリしたよ
でもあいつとは大学が一緒で…俺は杉浦の
名前ではなかったんだ!
母さんの旧姓を使ってたから高塚だったんだ
だからお前と繋がらなかったんだ
俺が杉浦になったのはアメリカに行ってから
だから…メールのやり取りか、たまに
電話で話をしてた」


「お兄ちゃんは妹って言わなかったんだ…」


「うん…あいつの話聞いてたら言えなくなった
本当お前を大事にしてくれてる事が
わかったから…本当に幸せそうだった」


「じゃあなんで⁇」


また涙が出てきた