愛された時間

先生はいつも美味しいと言ってくれる


だから嬉しくてたくさん作ってしまう


先生の喜んだ顔が嬉しくて


片付けが終わると先生が紅茶を入れてくれた


先生が


「これ食費」


と封筒を渡してきた


「いいですよ!一人も二人も同じだから」


「ダメ!なんか高校生に食わせてもらってる
みたいだろう⁇」


「でも食事作りは情報を教えてくれる
条件ですよね⁇だから…
待って…私大倉くんの情報教えて
もらってないんですけど…」


「バレた⁇」


「教えてくれないつもりでしたか⁇」


「いや〜そういうつもりはない」


先生は大倉くんの情報を教えてくれた


早速真弓に教えてあげよう


でも明日には大倉くんに断らないと…


だって私先生が好きだから…


でも先生との関係も断る事で終わるんだ…


「未来⁇」


と先生の声


「どうした⁇俺…何か変な事言ったかな⁇」


「どうして⁇」


「未来が泣いてるから…」


「えっ!」


頬に手を当てると涙が出ていた


「なんでもないです!」


涙を拭いた


「すみません…」


「そんな顔するな!」


と言って抱きしめられた


「先生⁇」


「大倉の事…断って欲しい…」


弱々しい声で先生が言った


「えっ!」


「無理なんだ!未来が他のやつといるのが!」


「はい⁇」


「だから…お前が他の男と一緒にいる事が
嫌なんだ…お前の事が好きだから…
さっきもお兄ちゃんって…お前のお兄ちゃん
にも嫉妬しそうだった…情けない…
お前見てると余裕なくなる…」