もっと泣かせて愛したい。【書籍タイトル:一途なイケメン幼なじみは、愛が重すぎる溺愛男子でした。】






でも。



「似合うじゃん、紗英」



隣の京星くんが、そんなことを言う。




「…からかってる?」


「なわけ。本気」




…といいつつ顔がちょっと笑ってるんだけど…!





「もうー!!」




取ろうとしたら京星くんに手首をつかまれ阻止された。




「やめろって。もったいない」


「もったいないって何が…!」






「…ハヅキ~!!」




そんな私と京星くんのやり取りを黙って見ていたこのみちゃんが、不意に少し離れたところにいるハヅキを呼んだ。



「ハヅキも似合うと思うでしょ!?超絶!かわいいよね!紗英ちゃん!」