メイド服とか許すわけないよね、この俺が。




てゆーか優しい男?



はは、いまさら。笑える。


散々あげた“優しさ”に1ミリも振り向かなかったのはどこの誰?




優しさなんてくれてやんない。




きみが俺にしてくれたように。





もっといじめて、泣かせて、心の中俺でいっぱいにして。





その後に……。





でも、そーするためには。





「やっぱやーめた」



「え、何で?もうクレープすぐそこだよ?」



「ごめん。俺甘いモノあんま好きじゃないんだー」






ねぇ。





いい加減、俺を見てよ。





たぶん、もうそろそろ。





「……我慢の限界」