「准くんに聞いてみたら?」


黙って写真を見てる私に
美帆が言った


「え?何を聞けっていうの?」


美帆は何も悪くないのに
キツイ言い方をしてしまう

余裕がない


「ごめん…でもさ
もう愛里限界じゃない?」

限界


その言葉を聞いた途端
涙が溢れてきた



限界でもなんでも
私は准くんの側にいたい


でもね、つらいよ
胸が張り裂けそうだよ