「あ、勿論、お下げは今日でお終いだからね。」



と笑顔で言われ髪を括っていた髪ゴムを全部取られていしまった



『…はい』



お下げ辞めたところで大して変わらないと思うけど…ね。



「まずは〜」



美容院行こっか?と言って楽しそうに私を引っ張ってく



「この子の髪をとびきり可愛くアレンジして!」



とそれだけ言って美容院に置いていかれた



「あら、咲がごめんね。」



『あ、綾さん』



出てきたのは綾さん。咲のお姉さん。



「で、美玲ちゃんの髪を私はアレンジすればいいの?」



『ら、らしい…?です…?』



「おっけー」