きゃははっと笑いながら去っていった女達



少しの間放心状態になりながら湊を待ってた事を思い出してはっと我に返った



「…い?…美玲」



『あ、え?』



「急に、ぼーっとしてどうした?」



『いや、なんでもないよ』



思わず湊の顔をじーっと見つめる



やっぱ綺麗な顔してる…。イケメンさんだよね。



…どうして私なんかと付き合ってるんだろう…?



湊に見惚れてるのがバレないようにふいっと顔を反らした



「美玲、今日、放課後どっか行かない?」



『い……あ、ご、ごめん』



行きたい…!って言うところだった…。