「おー、全員いるな。美玲も伶も辞めたのか。」



『うん』



「やっぱ、可愛いな。」



「ちょ、弥生さん!!口説かないで貰っていいですか?!"俺の"なんで!!」



「おーおー悪ぃ悪ぃ」



「んじゃ、お披露目出来たし、サボるねー、弥生さん」



「ほどほどにしとけよー」



いつもの空き教室に着いて咲が一言



「あぁ!楽しかった!!」



『伶、伶まで辞めちゃって良かったの?騒がれるの嫌って言いまくってたじゃん?』



「美玲が辞めたんだったらやる意味ないし。それに、面倒くさいし、暑いし。それに、ここ来れば騒がれる事ねぇし」



伶はやっとウィッグから開放されたーと言ってぐーと身体を伸ばした