校門の所に人だかりが出来てる…?



そこを通らないと帰れない為人だかりに近寄る



近寄って分かったけど見事に女子ばかり…。皆カッコイイって言ってるから男子なんだろうなと特に興味もなかったので素通りしようとした。中心に居る人に名前を呼ばれるまでは…。



「愛美!!」



『…え?』



私を呼ぶその声を私は知ってた。だって私が聞きたくて聞きたくてしょうがなかった声だもん。間違える訳ない



思わず立ち止まってしまった私にその声の主はどんどん近づいて来て私の手を引いた



『え?ちょ…、離して』



「ヤダ、……ここだと人多いな…。移動するから」