世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




「し、詩優と竜二さんの物を取り返してから……っ!
全部終わったら2人で恋バナしよう!!」




勢いで言ってしまった言葉。
だけど、それもなんだか楽しそうだな、と思う。




ドキドキしながら京子の返事を待つと




「…約束ね?」




耳に届いた声。




「うん!約束!」






それから私は京子から離れて、指切りを交わした。