「夜瀬くんは花莉を何よりも大切にしてくれてるっていうのがよく伝わってくるわ。それに、夜瀬くんは花莉の恩人であり、私の恩人でもあるの。 だから花莉を頼めるのであれば夜瀬くんしかいないわ」 高校生のうちはお嫁にはまだ行かせないけどね、と付け足して優しく微笑んでくれる。 「ありがとうございます…!必ず花莉を守ります…!」 俺がそう返事をすると、 「こちらこそ本当にありがとう。花莉をよろしくね」 ぺこりと頭を下げた花莉の母親。 俺も続いて「はいっ!」と返事をして頭を下げた。