…謝ろう。 無理なこと言ってごめんね、って。 文字を打とうとしたら、再びメールを受信。 ドキドキしながら開いてみたら… “明日、学校で” と書いてあった。 “早起き頑張ってね。今度こそおやすみ” 私は最後にそう返信してスマホを閉じて枕元に置いた。 …わかってる。 今は会えない。 しばらく私は京子の家に泊めてもらうことになるから、詩優と会えるのは学校と倉庫だけ。 ちゃんとわかってる。 わかってるけど…… やっぱり寂しさは消えなかった。