何時間か後には右隣では京子が目を瞑っていて、左隣からは明日葉の寝息が聞こえてくる。
…2人とも、もう寝たみたいだ。
私は枕元に置いたスマホにそっと手を伸ばして画面を開いた。
眩しい光が薄暗い部屋を照らす中、目をこすって。よく画面を見てみると、【夜瀬詩優からメールを1件受信】と表示されていた。
何かあったんじゃ…!?
すぐにタップして、メールを確認したら……
“おやすみ”
と一言だけ書いてあるメールが表示された。
ほっと一安心。
メールが届いた時間を確認すると、今から1時間前。
普段、詩優は寝室にスマホを持っていかないから今から返信をしたところで見ない可能性の方が高いけど……一応返信しておこう。
あ、でも、もし私が返信したところで通知音が鳴って詩優を起こしてしまったら……。
送らないほうがいいのかもしれない。
でもでも……送りたい…。



