世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ





まさかの情報。

海斗さんが何かを受け取っていた、って。
宮園さんも、確か……“S”という人から情報をもらって、ナイフを受け取っていたんだよね…?




それを渡していた人たちが……あんな依頼をした人……?




私はスプーンを動かす手を止めて、詩優と冬樹くんの話に集中した。






「その2人組を見たのは1回だけ?」


「…あぁ。俺が見たのはその1回」





「他に海斗が怪しい行動をとったことはあったか?」


「…海斗は狂った男だったから、全部の行動が怪しいと思うよ。味方は平気で殴るし、殺そうともするし。
他に何が怪しかったかは俺にはわからない」





「…そうか。さんきゅ」


「夜瀬、花を……しっかり守ってあげてほしい。誰に狙われているのかわからないから…」





「あぁ。言われなくても花莉は俺が守る」


「俺も、また何か情報が入ったら連絡するよ」





「頼む」




詩優と冬樹くんのやり取りが終わって。
詩優はまた私の頭を撫でてくれた。





そのおかげで不安が少し和らいで、プリンアラモードを食べる手を動かした。

それから無事に完食。