まさかの情報。
海斗さんが何かを受け取っていた、って。
宮園さんも、確か……“S”という人から情報をもらって、ナイフを受け取っていたんだよね…?
それを渡していた人たちが……あんな依頼をした人……?
私はスプーンを動かす手を止めて、詩優と冬樹くんの話に集中した。
「その2人組を見たのは1回だけ?」
「…あぁ。俺が見たのはその1回」
「他に海斗が怪しい行動をとったことはあったか?」
「…海斗は狂った男だったから、全部の行動が怪しいと思うよ。味方は平気で殴るし、殺そうともするし。
他に何が怪しかったかは俺にはわからない」
「…そうか。さんきゅ」
「夜瀬、花を……しっかり守ってあげてほしい。誰に狙われているのかわからないから…」
「あぁ。言われなくても花莉は俺が守る」
「俺も、また何か情報が入ったら連絡するよ」
「頼む」
詩優と冬樹くんのやり取りが終わって。
詩優はまた私の頭を撫でてくれた。
そのおかげで不安が少し和らいで、プリンアラモードを食べる手を動かした。
それから無事に完食。



