「花、本当にいいから!!」
「私が奢るの…!!」
「この間のお詫びだって!!」
「あれは私が悪いから…!!」
メニューを冬樹くんに押し付けていたら、それをするりと奪われた。
メニューを取ったのは、隣に座っている詩優。
詩優はメニューをぱらぱらと見て、デザートのところでページとめると何かを見つけたみたいで。
「花莉はこれだろ?」
彼がそう言って指さしたのは、プリンアラモード。
器の上にはプリンだけじゃなく、生クリーム、いちご、メロン、さくらんぼ、キウイ、などのフルーツがのっている。
…すごく美味しそう。
美味しそうに輝くプリンを見つめていたら、詩優は「あとドリンクバーつけような」と笑って。
そのメニューを倫也へと手渡す彼。
倫也はメニューを見ながら
「俺は~、夜瀬の詩優くんの奢りで~、唐揚げと~ポテトと~ドリンクバーでも頼もうかな~」
そう言ってちらりと詩優を見る。
…奢ってアピールだろうか。



