世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ





「花、本当にいいから!!」


「私が奢るの…!!」





「この間のお詫びだって!!」


「あれは私が悪いから…!!」




メニューを冬樹くんに押し付けていたら、それをするりと奪われた。
メニューを取ったのは、隣に座っている詩優。





詩優はメニューをぱらぱらと見て、デザートのところでページとめると何かを見つけたみたいで。




「花莉はこれだろ?」




彼がそう言って指さしたのは、プリンアラモード。
器の上にはプリンだけじゃなく、生クリーム、いちご、メロン、さくらんぼ、キウイ、などのフルーツがのっている。





…すごく美味しそう。

美味しそうに輝くプリンを見つめていたら、詩優は「あとドリンクバーつけような」と笑って。
そのメニューを倫也へと手渡す彼。





倫也はメニューを見ながら




「俺は~、夜瀬の詩優くんの奢りで~、唐揚げと~ポテトと~ドリンクバーでも頼もうかな~」




そう言ってちらりと詩優を見る。
…奢ってアピールだろうか。