世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ





す、すごい。
関根さんはやっぱりなんでも知ってるんだ。




タブレットを操作する関根さんの手をじっと見ていたら、注文が終わったみたいで。
コップを持つと、




「乾杯しよ!!」




と言ってくる関根さん。
私も慌ててコップを持って、




「かんぱーい」




と言う関根さんの合図でコップをくっつけた。
そしてアイスティーを1口喉へと流し込む。




私にはやっぱり甘さが足りなくて。
1回コップを置いてガムシロップを1個入れる。ここのお店にはストローがなかったから混ぜるものは無い。




スプーンがさっきあっちにあったような気がしたけど……今は聞くことが最優先。





聞くなら本当に今しかない。
このまま歌う流れになったら聞くタイミングを逃してしまいそうだから…。





今だ、私。
聞かなくちゃ、聞かなくちゃ…!!





「関根さん!!!!」





思わず大きな声が出てしまって、少し驚いていた様子の目の前の彼女。