「もしばらしたら空木とは絶交するから…っ!!!!!」 私は顔を歪める空木にそう言って、詩優の腕を引っ張った。 すると詩優は掴んでいる空木の胸ぐらを離して。彼の手を引くと大人しくついてきてくれた。 本当に今度こそ屋上のドアを開けて、階段をおりて。 私と詩優は空き教室へと向かった。 …本当に、空木は何がしたいんだろう。 そんなことを考えながらお弁当を食べた。