詩優は数秒間黙ってから…。 私の頭をわしゃわしゃと撫でた。 「わっわっわっ」 あまりにも雑に撫でてくるから乱れる髪の毛。 せっかく綺麗に巻いた髪はぼさぼさになってしまった。それを見て詩優は笑い、 「お前誰にも相談せず悩むくせあるから、やめろよ?」 と言って抱きしめた腕を解いてくれた。 私は手ぐしで髪を整えて、詩優を見ると彼は私の手をとって。 指を絡めて恋人繋ぎにしたてから、空き教室をあとにした。