「氷菜はこっちね」




京子は氷菜の背中を押して、私の隣へと誘導。それから京子と明日葉は向かい側のソファに座って。
明日葉は鼻歌を歌いながらコンビの袋からたくさんのお菓子と飲み物を出していく。





ここに来る途中に何度も明日葉のお腹の音を聞いたからよほどお腹がすいていたのだろう。
暴走が終わったあとだしね。





「まずは乾杯でもしましょうか」

「せやな!!」





みんなでお菓子を出して、並べてからペットボトルの飲み物を手に取る。




「それじゃあ!!!」


「「「「「かんぱーい!!!」」」」」




こつん、とみんなでペットボトルを合わせて乾杯。
麦茶を喉へと流し込んだ。





「うまーーー!!!!」




明日葉はコーラを一気飲み、そして早くも2本目のコーラへと手を伸ばす。キャップをひねるとプシュっと炭酸の音がして。




明日葉がまたコーラを飲もうとしたら




「ジャンケンするで!!!」




と真理亜が言い出した。