「ひめちゃんに明日葉だ~!こんなとこで何してんの?」
後ろから聞こえてきたのは、聞き覚えのある明るい声。
倫也の声だ。
くるりと後ろを振り向くと、確かに倫也はそこにいた。いたんだけど……
その隣には、ロングヘアの女性の姿が。
20代くらいの女性で、肩が大胆に出た服に、短めのスカート、スラリと伸びた長い足。スタイルも良くてすごく美人。
そんな美人な女性が、今、倫也と腕を組んでいる。
「倫也の知り合い?」
私と明日葉を見て、倫也に聞く女性。
「そうそう。ダチの彼女に、野生のゴリラ」
倫也はそう答えて、女性と組んでいた腕を振りほどく。
「今度は1日私にちょうだいね?」
寂しそうな表情をする女性に
「わかってるって」
と返事をして私と明日葉の元へと歩いてくる倫也。



