世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




「さっそくプール行こう!!!」



靴を脱ぎ捨てて、今にも走り出しそうな明日葉。
私はもう一度「お邪魔します」と言ってから靴を脱いで、家へと上がらせてもらう。




玄関も広くて、大きくて、天井が高くて…
全部がすごすぎる。




靴を揃えてからきょろきょろ周りを見ていたら、再び明日葉に手を引かれて。




「早く行こう!!!いっぱい遊ぼう!!!」




そう言って目を輝かせながら走り出す。
手を引っ張られるから、反射的に私の足も動き出す。



「ま、待って…っ!!プールは逃げないからっ!!!」




私がそう言ったら明日葉は少しだけ走るスピードを落としてくれた。
ほんとに少しだけ。







結局、走ってプールへと向かった私たち。