世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




「うんっ!!!明日、一緒に遊ぼう!!!」



そう答えると、明日葉は



『ありがとう花莉ーーーー!!!明日11時にそっちまで迎えに行くから待っててね!!』



嬉しそうにそう言った。




「わかった!!」

『じゃ、あたしは京子に電話でもしてくる!!!おやすみ!!花莉!!』





「おやすみ!」




それから電話は切れて、私は自分の部屋へと向かった。




明日葉は水着を貸してくれる、と言っていたけど……あまり露出が多い水着はできるだけ着たくない。




私のお腹、二の腕、太ももには…たっぷりのお肉がついているから。
できるだけ体型をカバーしたい。




持っている水着はスクール水着しかないけど……。
ビキニとか露出が多い水着よりはまだ全然いい。




自分の部屋のクローゼットを開けて、中にあるダンボールを見ると。
捨てようか迷ってとっておいた紺色のスクール水着が出てきた。




…すぐに見つかって良かった。


ほっと一安心。