世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




「えっ!姫大丈夫?」

「だ、だ、だ、大丈夫ですか!?」



心配してくれる壮くんと誠くん。



嘘をついて、心配までしてくれて……なんだか申し訳なくなってくる。
けど、ダイエットなんて言ったら笑われそう…



「便秘じゃねぇの」



ぼそっと呟いたのは奏太くん。

…ダイエットって言っても言わなくても、からかわれることには変わりなかった。奏太くんだもんね。



「違うもんっ!!」



そう返して私は立ち上がり、冷蔵庫の中から麦茶を取り出して。
コップに注いで喉へと流し込んだ。














そのあとは席へと戻り、また3人が食べている様子を見て、お腹がならないように我慢していた私。