返事を待っている間、だんだんと睡魔に勝てなくなってきた俺はいつの間にか夢の中にいて。
ふと目覚めると、俺の机の上には椎名さんに渡していたはずのルーズリーフが返ってきていた。
まさかのできごと·····!
椎名さんが絵しりとりを続けてくれたことがこんなに嬉しいと思わなかった。
ウキウキ気分で、さっそくその続きを描こうと、椎名さんの絵を見る·····が。
·····えっと、これは。
黒い丸が5個。
ごから始まる、黒い点々とは、いったい。
「消しカス?」
「違う」
「違うってわかってる」
「じゃあ聞かないでくれる?」
「鼻くそとは思いたくないし·····」
「そんなもの描かないわよ!」
「椎名さん、わかんない。むり」
「ごまよ!」
え、これ、ごまなの?
せめて白ご飯にふりかけた絵とかにしてよ〜。
ふと目覚めると、俺の机の上には椎名さんに渡していたはずのルーズリーフが返ってきていた。
まさかのできごと·····!
椎名さんが絵しりとりを続けてくれたことがこんなに嬉しいと思わなかった。
ウキウキ気分で、さっそくその続きを描こうと、椎名さんの絵を見る·····が。
·····えっと、これは。
黒い丸が5個。
ごから始まる、黒い点々とは、いったい。
「消しカス?」
「違う」
「違うってわかってる」
「じゃあ聞かないでくれる?」
「鼻くそとは思いたくないし·····」
「そんなもの描かないわよ!」
「椎名さん、わかんない。むり」
「ごまよ!」
え、これ、ごまなの?
せめて白ご飯にふりかけた絵とかにしてよ〜。

