その顔、もっと見せて?

マシュマロ味の廉ちゃんの唇を堪能して、気づけば日も落ちて花火を始めるのにちょうどいい時間になった。




その頃には母も帰ってきて、アコニコの世話をしてもらうことに。




なので俺は廉ちゃんとゆーっくり花火を楽しみますよ。




「よし、火つけるよ」

「ドキドキする·····」

「·····離れてー!」

「「わー!」」




ネズミ花火をしてみんなで騒いで。




煙たい中でもわかる廉ちゃんの笑顔。




俺はね、その顔が1番好きだよ。




一生手放したくないタカラモノ。




「線香花火する?」

「してみたい」

「じゃあ、勝負〜」

「勝負?」

「俺が勝ったら、廉ちゃんが欲しい」

「·····は?」

「廉ちゃんが勝ったら、俺に何して欲しい?」

「·····ちょっと待って」

「んー?」




廉ちゃんに手のひらを向けられ謎のストップをかけられる。