その顔、もっと見せて?

仕方ない。




できればももちゃんと同じ方法をとりたくなかったけれど。




タレにつけたお肉を眞皇の口の前まで運んでみせる。




「·····はい」

「え、」

「食べさせてあげる」

「廉ちゃん、みんな見てますよ」

「だから早く食べてよ·····」

「では、遠慮なく〜」




1口で口の中に入っていったお肉。




頬張る姿はまるでリスね·····。




すると鋭い視線を感じて見上げれば、ももちゃんがこちらをジトーっと見ていたので、すぐに視線を逸らした。




その先には、黙ってお肉を頬張る琉衣くん。




不機嫌そうで、やっぱりどうにかしたいと思う自分がいて。




「あのね、私やっぱり、お節介焼きたいんだと思う」

「はぁ?」

「ももちゃんに謝ろう?それと、気持ち、正直に言おう?」

「·····無駄だから、それ」

「そんなことない!琉衣くんに後悔してほしくないから!」




ちょっと、熱くなりすぎて、眞皇にあーんした時より恥ずかしくなった。