その顔、もっと見せて?

あの一瞬会っただけ。




気をつけてって、いったい何に?




そんな疑問を眞皇に投げかけることなく、やっと着いたのは眞皇の家。




バーベキューと花火は福智家で開催すると前々から決めていたのだ。




家に入れば、相変わらず天使で可愛いアコニコちゃんがいて、今日は部活が休みの琉衣くんと、来週帰省することになったももちゃんもいた。




琉衣くんとは初顔合わせ。




「こんにちは」

「·····」

「お肉、好き?」

「·····うん」

「今から焼くから待っててね」




思春期男子はこういう感じなのね。




というか、ずっとももちゃんと言い合ってるけど·····。




「ケンカ·····止めに入らなくていいの?」

「じゃれあってるだけだから、気にしないで」

「仲いいの?ふたり」

「琉衣はももが好きなんだけど、好きな子ほど素直になれないってやつだよ」

「そうなの」




ももちゃんはそれに気づいているのかな。