その顔、もっと見せて?

超お疲れモードで、少しばかり機嫌の悪そうな顔。




また厄介なのが入ってきた·····。




「うるせーな·····。ももの声って耳障り」

「帰って早々イヤミしか言えないの!?琉衣は!」

「外まで聞こえてたっつーの。バカでけー声、なんとかなんねぇのかよ」

「むきーっ!いちいちムカつく!!」

「ほんと黙れば?」




反抗期とワガママの融合は恐ろしい·····。




関わらせちゃダメな2人だ·····。




とにかく離そうと思い、琉衣をお風呂に促す。




「今度は何言ってるわけ?ももは」

「俺と夏祭り行くってきかないんだよ」

「はぁ?行ってやれよ、眞皇大好き人間じゃん、アイツ」

「彼女と行くから無理」

「彼女いたのか」

「いるだろ」

「ふーん?」




なんだよその反応は·····。