やればできるじゃん、俺!




まぁこれも、廉ちゃんが毎日勉強教えてくれたおかげなんだけど·····。




休み時間、屋上に上がって廉ちゃんを抱きしめた。




「廉ちゃんありがと!俺の彼女最高!」

「ちょ、バカ!持ち上げないでよ!」

「ね、いい子してよ〜」

「眞皇ってほんとに甘えん坊よね·····」

「廉ちゃんには甘えたい」

「はいはい·····」




頭をわしゃわしゃ撫でられた。




えへ。




めちゃくちゃ嬉しいんだけど·····。




「夏祭り行けるね〜」

「そうね」

「イチャイチャできるね〜」

「·····そうね」

「廉ちゃん、ちゅう」

「·····もう」

「俺ね、しあわせ」




馬鹿って思われてもいいやって思うくらい。




脳内幸せで溢れてる。




達成感も味わえて、夏休みは天国確定で。




幸せ絶頂じゃないですか。