その顔、もっと見せて?

とにかく、この場所は危険なので、私の部屋へ福智を案内した。




なんか少し、ドキドキする·····。




福智が私の部屋にいるのが違和感·····。




「生活感ないね」

「勉強して寝るだけだもの」

「趣味とかないの?」

「勉強」

「ここ、俺との写真飾りたいね」




別にそのために空けたスペースじゃないんだけど·····。




確かに、私の部屋は物が少ない。




瀬王さんに贈り物を返したからってのもあるんだけど。




りっちゃんの部屋みたいに、服がたくさんあってマンガがあって、ぬいぐるみで溢れてる可愛い部屋なんかじゃなくて。




とても、可愛げのない部屋。




「女の子っぽくないわね」

「廉ちゃんらしいじゃん」

「それって褒め言葉なの?」

「俺、褒め言葉しか言わない」

「嘘ばっかり」

「そうだよ〜。廉ちゃんが信じないだけ」




ま、その場合もあるけど。