その顔、もっと見せて?

どうやら、まだ福智のことは認めていなくて、1ヶ月後にある夏休み前のテストの結果次第で認めるらしい·····。




悪ければ、夏休み期間会えない可能性も·····。




って、それはダメよ。




福智には何がなんでもがんばってもらわなくちゃ!




「学生の本分は勉強。わかっているな?」

「精一杯努力します!!」

「よろしい。廉、門限を1時間延ばそう」

「え、ほんと!?」

「福智くんに、勉強を教えてあげなさい」




なんだ、そういう意味か·····。




家に連れてきてもいいと言った父は、なんだかんだ福智を気に入ってる気がする·····。




話が終わって廊下に出ると、緊張から開放された福智は私に抱きつき。




私はというと、突然のその行為にあたふた。




「ちょっと!誰かに見られたらどうするの!?」

「ご褒美!これくらい、許して?」

「な、なにもここでしなくても!」

「じゃあ、廉ちゃんの部屋行きたい」

「え!?」

「連れてって?」




なにこの甘えたさん·····。