数日後。




「ほらー。ハルくん起きてー!次移動教室だよ?」




「うん...あと5分な...」




「5分も寝たら遅れる!」




机にへばりついたハルは、中々剥がれようとも、動こうともせず、古海が無理矢理腕を剥がそうとすると、ガっと腕を逆にハルに掴まれた。




「え?」




「残念」