「北野、改めて、俺と付き合って?」


目が合う





デートして、

手を繋いで、

笑い合って、

好きって言える関係




「はい!喜んで!」


目一杯笑った


「っ…き、北野」


「はい?」


しっかり目を見られる


「キスしたい」


「ど、どストレートですね」


「そのくらい…好きなんです」


恥ずかしそうに横を見た


もうそれだけで好きを実感しちゃうんだ



「…」


「あれ、顔赤くない?北野」





「自然現象です!」


「自然現象?…ああ…ふふ。そういうことか」


ん?


「なに言って…」


!!


首を傾げた瞬間近づいてきた整った顔と

合わさった唇





「…さ、真田くん」


「ごめん、自然現象」


なっ!!


「こ、この!プレイボーイ!」


「やだなぁ北野だけだよ」


悪戯に笑った